天地人(第35回「家康の陰謀」)
今回は「家康の陰謀」ではなく、「秀吉の死」でしょう。今際の際に三成に「わしに仕えぬか」というところはよかったし、三成がそれに応えて「命に替えてお仕えいたします」と泣きながら言うところは、今回のハイライトだったと思うんだけど。1回1回にきちんと山場をもってきて欲しいよね。あっちもこっちもで散漫になる。淀君もかわいいだけじゃなくてすごくしたたかになったし、小早川秀秋も笑っているけど怨みは忘れないみたいなところが見えたし、真田幸村の体育会系な男気もわかったし、北の政所の悔しさなんかもあっての家康の陰謀でしょ。
秀吉が前田利家に「草履取りだったわしにこんなに尽くしてくれて・・・」と言うところも最後の最後に本来の自分に戻れたんだと思えて、ちょっとグッときた。
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» 天地人 第35回「家康の陰謀」 [あしたまにあーな]
時代の流れが今大きく動こうとしていました。秀吉の病が次第に悪くなりつつあり今まで赤い唇がトレードマークだったにも関わらず、今回は顔が真っ白になってしまっていることからも、その日が近いことがわかります。三成の茶を3回も飲みまくり、始めて出会った頃の記憶に戻ってきてしまい、そのときは訪れます。「三成、天下を」と言い残して去っていく秀吉は、今後の天下を三成に託したのでしょう。
秀吉が亡くなってから、急激に勢力を拡大するのが家康なのですが、彼は彼なりに自分の目指す世の中の姿があり、三成や上杉たちの考え方... [続きを読む]
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